弾力性に富むクラウドアーカイビングとEディスカバリ
電子情報のアーカイブ費用とEディスカバリー対策費用を管理するための重要な要素として、必要とされる負荷に応じてハードウェアを弾力的に拡張、収縮し、そのコストを抑えることが挙げられる。これはパブリック・クラウド環境でもプライベート・クラウド環境でも同様だ。このブログでは、情報ガバナンスとクラウド・コンピューティングに不可欠なクラウド・コンピューティング層(SaaS、 PaaS、 IaaS等)において、このハードウェアの弾力性がなぜ重要なのかということについて触れることにする。
弾力性のあるクラウド・ソリューションがアーカイブとEディスカバリー・アプリケーションの両方に適しているのは、一度で済むその作業量が大きく関係している。メールやファイルアーカイブの場合、この作業はあるシステムから他のシステムにマイグレーションをする際に行われる。Eディスカバリーでは、個々の事象に関連したデータを収集・処理する際に行われる。取り扱うデータのサイズが数ギガバイトであれ、あるいは数百テラバイトであれ、これらの動作中にデータを収集・処理するためには大規模な処理能力が必要となろう。これまでのソリューションでは、ハードウェアのリソースは短期的な制約に制限されてきた。例えば、必要とされるリソースを簡単に追加できなかったり、ピーク負荷に合わせてハードウェアが構成され、負荷が低いときでもその費用を支払わなければならない、などといった状況である。弾力性に富むクラウド・ベースのソリューションを使えば、企業はデータ処理の必要性に合わせたハードウェア構成を実現できる。つまり必要な時にスケールアップし、必要でない時にはスケールダウンできるのである。ZL テクノロジーズのクライアントは、数台から数百台のサーバを使用してクラウド環境を稼動させ、アーカイブとEディスカバリー対応の必要に応じて容易にサーバを増加、減少あるいは再配置している。
クラウド・ベースのシステムが真に効率的であるためには、複数の層においてクラウドの利用が可能でなければならない。
- インフラストラクチャ:IaaS(イアース、Infrastructure as a Serviceの略)
- プラットフォーム:PaaS(パース、Platform as a Serviceの略)
- アプリケーション:SaaS(サース、Software as a Serviceの略)
Amazon のパブリック・クラウド環境にしても、VMware が提供するプライベート・クラウド環境にしても、クラウド・インフラストラクチャ自体は容易に利用・構築することができるが、それだけではクラウド・コンピューティングの最も基本的なリソースプールを利用しているに過ぎない。SaaS および PaaS ソリューションでは、アプリケーション層でのスケーリングが可能で、サーバをオンラインにするのみならず、タスクを共有するためにサーバをリソースプールに追加したり、タスク完了後に再配置することができる弾力性を実現している。今日では、SaaS および PaaS 層でのクラウドの弾力性がアーカイブとEディスカバリー・アプリケーション内に直接組み込まれることが必須である。
ZL Unified Archive® がスケーラブルなアーカイブとEディスカバリー・ソリューションとして成功を遂げている理由は、ZL のGRID™(Globally Redundant, Integrated and Distributed)プラットフォームとアプリケーションを使用したSaaS および PaaS 層のスケーラビリティにあるといえる(IDC導入事例を参照)。GRID™ プラットフォームとプロトコルはキャリアクラスのインターネット・モバイル構築を取り扱うためにZL が独自に開発した技術で、世界有数のテレコム企業において、十万以上のユーザと百万以上の電子メールを日常的に管理するために採用されている。また、Fortune 500 企業である他のクライアントは、この技術のおかげで何百テラバイトというデータと何十億もの文書をクラウド環境において効率的に管理している。

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